地元漁師さんの漁船に乗ってホタテの収穫を体験し、
プリップリのホタテ・ランチを楽しみました！
世界三大漁場に挙げられる三陸リアスの海。釜石で養殖されているホタテは肉厚＆濃厚な味わいでびっくりするほど美味しいものでした。そんな釜石のホタテの収穫（ホタテはたき）を体験し、採れたてをランチでいただいちゃう欲張りプログラムに参加してみたお話です。
※体験レポートは箱崎白浜でのもので、根浜海岸で実施の場合、内容が多少異なります。
1. ホタテはたきについて
「ホタテはたき」とはホタテの貝殻洗浄のことなのですって。「はたき」という刃のない包丁のようなもので、ホタテの表面についた小さな貝や海藻をはたきおしてきれいにする作業。出荷できる綺麗な状態にするホタテ養殖には欠かせない大事な工程なのだそう。
2. ホタテはたき体験
今回の場所は釜石の中でも特にアットホームな雰囲気が残るといわれる漁村・箱崎白浜地区。（この他、市街地からアクセスのよい根浜海岸でも体験可能です。）地元漁師さんの漁船に乗り込みいざホタテ養殖の漁場へ。5分ほどで到着すると眼の前の長いロープを引き上げてみなさいと漁師さん。引けば引くほどどんどんホタテが現れてびっくり！ なんと１本のロープにおよそ100〜120個ものホタテがぶら下がっているんだそう。
船上にホタテを引き上げた後、いよいよ「ホタテはたき体験」の始まり・始まり。やり方は漁師さんが優しくレクチャーしてくれるので心配いりません。最初はホタテを割ってしまいそうと心配で「はたき」を強く当てられませんでしたが、意外と思い切りはたいても大丈夫。二枚の貝がつながっている「耳」と呼ばれる部分はデコボコしていてはたきにくいので丁寧に。ホタテの両面全体がきれいになるように心して進めました。
はたいたホタテはその場で試食。漁師さんが海水で洗い、慣れた手つきでさばいてくれました。採れたての新鮮ホタテはまさにホッペタが落っこちるほどの絶品！ プリプリ肉厚の身はほどよい歯ごたえがあり、そしてなんともいえない甘み旨味、磯の香りが口の中に一気に広がります。海上というシチュエーションもまた最高なんです。採れたてホタテを携えていざ帰還！
3. 採れたホタテで新鮮ランチ！
お次は「御箱崎の宿」へ移動してランチです。（根浜海岸での体験の場合、「根浜シーサイド」レストハウスになります。）船上試食ではほんのちょっと味見程度でしたが、今度はガッツリいただけます。地元でも一番人気の食べ方はやっぱりお刺身だとか。採れたて新鮮なホタテ刺身は、甘みと風味が濃厚でお醤油をつけなくても美味しい！
まとめ
育成に2年半〜3年というホタテ。漁師さんが丹精込めて育てている現場を体験することで、その愛を感じ、いままで以上にホタテ好きになりました！
